3月25日に東京・高円寺で【自分も♡家族も♡パートナーも♡健康を大切にするお灸教室 】を開催しました。
コチラの記事ではイベントの写真と参加者さんの感想を紹介します。
インド旅行から帰ってきたばかりの参加者さんにシールや水晶のお土産を頂きました。
会場は飲食OKでした。差し入れを頂きました。
用意したお灸
艾を燃やす有煙灸(ノーマルなモノ、アロマ灸)と無煙灸(炭を燃やすもの)とを用意しました。
腱鞘炎、腸ポリープ、花粉症、生理痛、目の疲れ・・・と参加者の気になるからだの状態を改善するためのツボを紹介しました。
自分でおなかを触ってもらいつつ、違和感が消失するツボを探します。
手の陽明大腸経《合谷ーごうこく-》という使用頻度が高いツボの反応を探っているところです。
花粉症がツライ時期。
手の陽明大腸経《曲池-きょくち-》という肘に有るツボを探しています。
こちらも鼻どおりが良くなるかどうか、確認しながらツボを押して反応を見ます。
「本当に鼻が通った~!」
と驚いていました(^^)
目の疲れを解消したいとき、先ほども出た《合谷》が鉄板のツボです。
『面目は合谷に求む』つまり、『顔や目の症状は合谷を使え』という言葉が残っています。
血液の眼循環動態を測定した実験でも、合谷を刺激することで目の血流か改善することが示されています。
ですが、イライラとか生理不順とかいった症状も持っていて眼が疲れる場合、たとえば足の厥陰肝経《太衝-たいしょう-》のようなツボを使うことも東洋医学的な考えではありです。
というのも【肝】は【春】【怒】など関連があると考えたり、あるいは【蔵血作用】という血液を貯蔵する作用があったり、【疎泄作用】という気・血のバランス調整=自律神経調整をする作用があるとか考えます。
これらのことから、怒り、目の使いすぎ(血液の消費しすぎ)、自律神経の乱れから生理不順も発症・・・みたいなときは
肝の経絡の調整をした方がいいかな?→ツボの反応を探してみる
なんて治療の方法もあります。
ここら辺は東洋医学に対する背景知識がないと選穴(ツボの選択)が難しいですが、そんな東洋医学の体のとらえ方のほんんんんんの一部を解説しました。
自分の体でしっかりツボがみつけられたら、次は《パートナー灸》。
背中は疲れを感じやすい部位ですが、自分でお灸しにくいところ。
ご家族やパートナーがいる方は、積極的にやってあげて欲しいですが、最終的にお互いにお灸できるとコミュニケーションとしてもバッチリです♪
感想
ありがとうございました。
お灸の気持ちよさ、ツボ療法の面白さを体感していただきました。
一人ひとりが日本に1300年も歴史がある東洋医学やツボ療法、お灸ケアを取り入れることが出来たら、元気でイキイキしている人たちが増えること間違いなしです。
お灸教室もまた4月下旬ごろに開催予定です。
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