PMS・PMDD

PMS(月経前症候群)を改善する栄養素はコレ!

記事のチェックありがとうございます!

今回の動画はPMS(月経前症候群)を改善する栄養素のお話をしていきます。

PMSとは、月経(生理)の3〜10日位前から起こるキモチやカラダの不調で、月経(生理)が来ると症状が弱まり、やがて消えていくものです。

生理前になると、

イライラする

甘いものが無性に食べたくなる

はって痛む

こんな風にいろいろな不調がでてきてお悩みの方は是非この記事を最後まで見てもらえると、症状改善のヒントが得られると思います。

このブログでは、東洋医学や健康の話をベースに、陰陽五行思想を使って人生をより良く生きるコツをお話ししていきます。

私の鍼灸マッサージ師として10年以上の経験だけでなく、オンライン相談やコミュニティ運営で関わった人たちにアドバイスして実際に効果的だったノウハウを提供しております。

 

今回のお話のベースとなっているのは分子整合栄養医学

これは、ライナス・ポーリング博士が提唱した細胞レベルで栄養がどのような働きをするのかを研究した分野です。

『風邪にはビタミンC』って聞いたことがありますか?

ビタミンCが免疫力を高めるために必要なことをポーリング博士が発見したんですよ。

次に、PMS症状としてどんなものがあるのか具体的に上げていきます。

身体症状

* 下腹部膨満感、下腹痛
* 頭痛
* 乳房痛、乳房が張る
* 腰痛
* 関節痛
* むくみ、体重増加、脚が重い
* にきび、肌荒れ
* めまい
* 食欲亢進
* 便秘、下痢
* 動悸
* 眠気、過剰な睡眠欲

精神症状

* 怒りやすい、闘争的(異性に対して特に)
* 憂鬱
* 緊張
* 不眠
* 判断力低下、優柔不断
* 無気力
* 孤独感
* 疲れやすい
* パニック
* 妄想しがち
* 集中力低下
* 涙もろい
* 悪夢を見る

めちゃくちゃ多いですけど、これでも挙げたのはほんの一部です。

PMSは

✅ 症状を細分化すれば200種類以上あるともされる
✅症状の出方には個人差がある
✅同一人物でも生理周期によって異なる

こんなふうに複雑です。

PMSの改善に大切な栄養素

それはずばり、マグネシウム!

マグネシウム不足の症状をチェックして欲しいんです。

《マグネシウム不足の症状》

* こむらがえり
* まぶたがピクピクする
* 心臓が突然ドキドキする(不整脈)
* 副腎の回復が遅れ疲れやすくなる
* 関節炎が治りにくなる
* 理由のない気分落ち込み
* 筋肉の柔軟性の低下(肩こり、腰痛)
* 眠気、糖尿病(インスリンの分泌異常)
* 生理不順(インスリン分泌異常による排卵障害)
* 生理痛(副腎疲労で痛みを抑えられなくなる)
を起こしたりします。

マグネシウム不足はこのように多岐にわたり症状が発生しますが、PMSの症状と重複する部分があります。

なので、PMSの症状をマグネシウム不足(そこから派生する副腎疲労、低血糖症に由来する症状)が悪化させるということです。

逆をいえば、マグネシウムを摂取することが出来れば、PMSを緩和すること可能ということ。

《マグネシウムの摂取量》

分子整合栄養医学では、マグネシウムは体重1kgあたり6mg以上必要とされています。

体重70kgの方ですと420mg以上が必要で、体重50kgの方ですと300mg以上が必要です。

薬を飲んでいたり、お肉好き、過食、アルコールの過剰摂取、ストレス、外食、睡眠不足、ピルの服用が多かったりすると代謝のためにマグネシウムが消費されるため、さらに必要になります。

《マグネシウムのおすすめサプリメント》

1日400mg以上摂取しようとすると吸収率の高い良質なサプリメントが必要になります(本文最後にサプリメント紹介)

マグネシウムは夜、就寝前に服用すると最もよく吸収されると言われています。

山田豊文先生という分子整合栄養医学を日本で普及に努めている先生がいますが、中でもマグネシウムは亜鉛、セレンともに最重要の栄養素としています。

女性が婦人家系に関連するサプリとして葉酸やマカを摂取するのがお好きですが、それより、まずマグネシウムの摂取がオススメです。

《マグネシウムが多い食品》

あおさ、あおのり、大豆、味噌、とうふ、豆乳、ナッツ類(ごま)、ピュアココアなど。

私が普段から実践していること

* あおさ+すりゴマを料理に何でも入れる
* ココアパウダー+無調整豆乳+てんさい糖(甘味は低GI値のものがオススメ)で豆乳ココアを飲む

*豆乳の飲みすぎは、女性ホルモンを乱したり、酵素阻害物質が入っていたりして、カラダによくないのでご注意ください。

私自身がマグネシウム不足の症状として明確に判るのは『動悸』です。

このような症状が出たとき、『ストレス』『過労』『あおさとゴマのふりかけを摂ってない』そんなときです。

マグネシウムを意識してい摂るようにすると、動悸が治まります。

生理前に気をつけるべき習慣

書籍『医者も知らないアドレナルファティーグ』には

* 「チョコ・コーヒーなどカフェインを避ける(副腎が過剰刺激を受けホルモンバランスが乱れる)
* クエン酸マグネシウムを毎日400mg摂取する(高マグネシウム食であるチョコが無性に欲しくなったのを合図にする)」とあります。

を挙げています。

ところで、チョコレート好きな女性って多くないですか?

生理前になるとチョコレートが食べたくなるのはマグネシウム不足を補うためだと考えられます。

ところが、チョコレート菓子には『砂糖』が沢山入っていますので、これが生理前の眠気に拍車をかけます。

生理前の眠気はインスリンの分泌が悪くなることが背景にあるとされますが、マグネシウム不足でも糖尿病のリスクを高めます。

ということで、チョコレートではなく、別の手段でマグネシウムを補給することをオススメします。

妊活サポート

AMH検査(卵子の残りの数を推定する血液検査)で予想外に低い数値が出てしまった場合、卵巣のための栄養的サポートが必要です。

医者も知らない自然なホルモンの著者、ブラウンスタイン博士は

「最も大切なのは、健全な食事である。新鮮な野菜と果物はとくに大切だ。カフェインは断ち、1日に6オンス(大きなコップで8杯分)のきれいな水を飲む。卵巣がちゃんと働くには、適切な量のヨードが必要である。ヨード源としては海産物がベストで、私は週に1,2回は食べるように勧めている。海草のケルプは最上のヨード源の一つで、これは錠剤になったものが売っている。さらに1日にビタミンC3000mg、ビタミンD400IU、クエン酸カルシウム1500mg、マグネシウム400mgといったものを補うのも、卵巣のために役立つ。」

と述べています。

つまり、今PMSにお悩みの方で、「将来はいつか子どもが欲しいな」とお考えでしたら、PMS改善=妊活にもつながりますし、PMSを放置しててると、卵巣機能の低下により妊娠しにくい体になる可能性があるということです。

おすすめサプリメント

残念ながら日本の会社が発売しているマグネシウム単独サプリは少ないです。

サプリメント摂取の基本は単独摂取ではなく、マルチミネラルビタミンで総合的に摂取することをオススメします。

 

数ある栄養素の中でも、とくに和食中心の食生活をしない日本人はマグネシウム不足になりやすいやすいため、マグネシウムだけを追加するのはオススメできます。

 

ただし、マグネシウムの摂取において、

1. マグネシウム:カルシウム=1:2の比率であること
2. 吸収しやすいように分子を細かくするキレート加工がサプリメントに施されていること
3. 摂取するヒトが十分な胃酸分泌をしていること

この3点が大切です。

オススメの商品としては、ニューサイエンス社のカラダがヨロコブ「マグネシウム」は、マグネシウムが150mg入っています。

お値段が4,860円(税込)ということで、高いと感じるか安いと感じるかはヒトそれぞれですが、

✅キレート加工が施されている点

✅原材料がクエン酸マグネシウム由来

ということでPMS改善にうってつけです。

ということで、ぜびぜび意識して《マグネシウム》を摂取してみてください。

サプリを買うのも良いですが、基本は『食生活』ですので、自然と取り入れてみてくださいね~。

 

体は大切にすればちゃんとあなたに応えてくれますよ!

 

良い習慣を作って今日から体質改善していきましょう!

ではでは、最後まで貴重なエネルギーを使って読んでくださりありがとうございました。